「データはうそをつかない」という言葉自体が大嘘

「データはうそをつかない」という言葉自体が大嘘である。

公的機関であれ企業であれ個人であれ、データとは、「特定の人や組織」が「特定の目的」のために、「特定の対象」を選び、「特定の方法」で調査し、「特定の部分」を選んで集計し、「特定の言葉」を選んで発表している。これらすべてにバイアスの種が潜んでいるがゆえに、良心的な発表元はこれらを細かく開示している。 

それらを考慮せず、それっぽいグラフにそれっぽいラベルが付いたものを歴とした組織が出していれば信頼に足る事実である、というのは全くの誤りであり、そういう「誤解」のつけは信じた本人に回ってくる。

ヨカヤム

「現場を助ける、人を活かす」データ利活用